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ユニバーサルデザインには次のような7つの原則があります。
●原則1/誰にでも公平に利用できること
●原則2/使う上で自由度が高いこと
●原則3/使い方が簡単ですぐわかること
●原則4/必要な情報がすぐに理解できること
●原則5/うっかりミスや危険につながらないデザインであること
●原則6/無理な姿勢をとることなく、少ない力でも楽に使用できること
●原則7/アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること |
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「バリアフリー」は、もともとある段差などの障壁(バリア)を取り除くことです。
「ユニバーサルデザイン」は、そんな障壁がないように最初から誰でも使いやすいようにしようという考え方です。
「ユニバーサルデザイン」は「バリアフリー」を否定するものではありません。むしろ、それをもう一歩進めて考えようとする概念です。今後、この「ユニバーサルデザイン」の考え方を積極的に工夫・実践していくことが大切です。 |
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●座る…………車いす選びでもっとも配慮しなければならない点は、座っていて安定し、楽な姿勢がとれることです。つまり、座り心地のよい車いすを選ぶことがポイントになります。
●移動する……自走での移動、介助での移動など、移動しやすい住環境の整備が必要です。通路の幅やドア、段差、家具などの障害物のチェックをしましょう。
●移乗する……車いすへの移乗がたいへんなため、離床の機会が減ってしまうことがあります。アームレストの取り外しなど、移乗しやすい機能の車いすを選びましょう。 |
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車いすを選ぶには、本人の身体能力や介護をする方の能力、住まいの状況などを確認し、本人にもっとも適したものを選ぶ必要があります。
あらためて全体の流れを確認しておきましょう。
@ 利用目的をチェック
●車いすでどこへ行きたいか
●使用場所は(屋内・屋外)
●使用時間は(長い・短い) など
A 本人の身体能力をチェック
●移乗能力(立位移乗・座位移乗・介助)
●座位能力(座位を保てる・保ちにくい・保てない)
●移動能力(手で駆動・足で駆動・片手片足で駆動・介助)
●本人の身体のサイズ確認
B 介助者の能力をチェック
●車いすの操作能力はどうか
●介助できる時間はどのくらいあるか
C 住まいの環境をチェック
●玄関・通路・トイレ・浴室・居室などの行動範囲を確認
●通路の幅・床の段差・ドアの開閉・居室の広さなど
●他の福祉用具との併用も考慮
D 車いすの選定
●自走用・介助用・電動
●チルト機能・リクライニング機能・スイング機能など各部の調整機能の有無
E 試乗チェック
●実際に座ってみて、身体のサイズに合わせて車いすを調整
●各部の機能や座りごこちをチェック |
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大きく分けると、把持困難なときに用いるものと、首が曲がらず、飲みにくいときに用いるものがあります。
【選ぶときのポイント】
@ 片手で安定して持ち上げられないときや運べないときには両取っ手付きカップを選択しましょう。
A リウマチや手術後装具などで頸部を動かせないときには、一部をカットしたカップやドリップのような形状のカップを用いれば全量飲み干すことができます。
B 臥床中など口にコップを持っていくときにこぼれてしまうときには、密閉バルブ付きのカップを使いましょう。流動食でも用いることができます。 |
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食物を摂食する際に用いることから摂食用具とも呼ばれています。箸やスプーン、フォーク類とこれらを手に保持する保持用具を含みます。
【選ぶときのポイント】
@ 柄の選択は、把持力が弱い場合には太柄のものを選択。
A 手が口に届かない場合には長柄のものを選択しますが、長すぎるとコントロールしにくいので注意が必要です。
B 手首の動きが悪く口に届かないときには、先端部を曲げられるものを選択し調整しましょう。
C 把持が不可能な場合には、指にはさめる薄い板状の柄を選択しましょう。
D 開口困難な場合には、匙部の小さなものを選択しましょう。
E 反射や緊張が高く食具を噛む場合には、口腔内部を傷つける可能性があり、匙部をプラスチックでコーティングしたソフトな材質のものを選びましょう。
F 嚥下障害では、口の開きや嚥下の状況、食材のとろみに応じて一口の適量に合った匙の大きさを決めます。匙の深さは浅めのものがむせにくく、食べ残しやこぼすことが少なくなります。 |
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ファスナーやボタンなどで脱ぎ着がしやすい衣類です。股下に開きをつくって、オムツや尿器などが使いやすいように考えられたものなどがあります。
【選ぶときのポイント】
排泄の方法、姿勢、身体の状態、性別に合わせて適切なものを選択しましょう。
認知症が進みオムツをとってしまう、身体の動きが悪くなり脱ぎ着がしにくくなるなど、介護をされる方のご心配は多々ありますが、布のこすれによるじょく瘡などを避けるためにも、肌に直接ふれることなども考慮し、できれば着脱より着心地を優先したいものです。
特に、肌着は季節に合わせて調整することが、健康を維持する上で大切です。 |
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マジックテープやファスナーなどで脱ぎ履きがしやすい靴です。
主に、リウマチによる足指の変形、片まひで足に装具を付けている、糖尿病による足の傷の広がりがある、高齢で不安定な歩き方をしているなどで、靴に困っている人たち向けにつくられた特殊なものとなります。
その他、車いすに座っていて足がむくんだり、けがで足を治療中の場合などに対するものもあります。
【選ぶときのポイント】 リウマチによる足関節の変形や痛みに対応するためには、先ず靴の基本である正しい足の軸を保てるかかとの硬さと形状のものを選びましょう。
外反母趾など足指の変形の原因を確認した上で、靴の中で足が圧迫されない程度の足幅、甲の高さ、素材を選びます。
また、歩くときのバネの役割をすべき足のアーチが働いていない場合は、足底板を使ったり、中敷を補正し、調整します。
着脱が容易なように、足入れ部分が広く開くデザインになっているもの、甲を面ファスナーで閉じるようになっているものを選ぶとよいでしょう。
靴の重量が軽いことも選ぶ上で大切です。 ●装具を使用する方
足に短下肢装具を付けている場合、その上から一般の靴を履くことは困難です。
装具用靴は、装具のまま履きやすいようにつま先の方まで大きく開くようになっています。
特に、片足装具の場合は、靴のサイズが左右違うため、2足買って組み合わせてお使いになる方が多いですが、靴によっては、片足単位で販売、または受注生産しているものもあります。 ●糖尿病の方
糖尿病で循環障害を伴う場合、足の裏やつま先などが靴に圧迫されて傷をつくり、治りにくくなることがあります。
靴の中で足にかかる圧力をできるだけ分散し、肌への当たりが柔らかく、皮膚に傷をつけないようなクッション性のある敷き皮を選択しましょう。 ●むくみ、はれ対応
循環障害で足がむくんだり、けがなどで腫れたり、包帯で足が大きくなっている場合、一般の靴を履くことは困難です。このような状況に対応できるように前方が大きく全開になっているものがあります。 ●高齢の方
高齢者の場合には、かかとからしっかり歩けなくなることでつまずいて転びやすい、血液の循環が悪くなるとむくみやすい、足の筋力が衰え靴の重さで疲労するなどが起こりやすくなります。
足先を圧迫しない靴、アーチ調整を行った敷き皮を選択しましょう。
トウスプリング(つま先の床から靴底までの高さ)が高めでつまずきにくいもの、靴底の素材は滑りにくく軽いものを選ぶとよいでしょう。 |
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お風呂の洗い場で用いるいすで、キャスターや車輪が付いていて移動ができるものです。
居室や脱衣場から洗い場へ移動するためと、そのままシャワー浴を行うために使用されます。
後方が大きく開いていてトイレ便器に合わせられるものは、トイレチェアとしても兼用できます。汚物用ポットを付けてポータブルトイレとして使用できるものもあります。
また、洗い場へ移動する用途が必要なければ、キャスターのないシャワーチェアという用具もあります。
多くのものが、介護保険の購入対象となりますが、一般家庭用として市販されている浴用いすは除きます。
【選ぶときのポイント】
@ 使用目的や求める条件を明確にします。
A 座る人の姿勢保持能力を確認します。
B 室内のスペースが狭い、通行幅が狭い、通行場所に段差があるなど、室内移動の状況を確認します。
C 洗体のしやすさを確認します。
D 移乗介助を軽減できるか確認します。
E リフトを使用する場合は、吊具の状況を確認します。
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洗い場において、浴槽に密着させて設置し、腰かけながら浴槽へ出入りする動作を補助する台です。シャワーチェアとして利用する場合もあります。
多くのものが、介護保険の購入対象となります。
【選ぶときのポイント】 @ 座面が浴槽の高さに合うものを必ず選択しましょう。
A 脚部の接地面は吸盤などで滑りにくくなっているものがよいでしょう。
B 座位が不安定な場合にはアームレスト付きのものが、体に安定してよいでしょう。 |
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浴槽の上に置き、腰かけながら浴槽へ出入りする動作を補助する板です。
多くのものが、介護保険の購入対象になります。
【選ぶときのポイント】
@ 浴槽の外幅や内幅を測定し、そのサイズに合ったものを選択しましょう。
A 本体の厚さは商品によって異なるので、立ち座りの動作は本体の厚さを加味した高さで考えます。
B 入浴中にバスボードを設置したり、撤去したりするかどうかも考慮し、実用的かどうかを判断しましょう。 |
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浴室内の壁の構造等により、浴室内に手すりが付けられないとき、浴槽の縁に取り付ける手すりです。万力の原理で浴槽にはめ込んだり、ネジで固定するなどの方法で設置でき、工事の必要がありません。
多くのものが、介護保険の購入対象となります。
【選ぶときのポイント】
@ 浴槽フチの幅を測定し、そのサイズに合ったものを選択しましょう。
A 取付けが簡単な分、安定性に欠けるところもあります。例えば、全体重が手すりにかかるような使い方をすると使用中に手すりが外れ、転倒しけがの原因になりますので注意しましょう。
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介護用のベッドは、電動ギャッチベッドと呼ばれ、背上げ、膝上げ、高さ調整などを電動で行うことができます。
多くのものが、介護保険のレンタル対象となります。
【選ぶときのポイント】
@ ベッドを導入することが生活動作全般に大きな影響を与えること、ベッドを使うことによる危険やベッドの占める面積なども考慮し、慎重に選択しましょう。例えば、ベッドを導入することで、立ち上がり等利用者の自立、介護者の負担軽減を図ることができます。
しかし、障害を持ったら何はともあれすぐベッドというわけでもありません。
逆に、布団の方が生活を改善できる場合もあります。ベッドにはさまざまな機能がありますが、可能な限り生活の場をベッドから離して、必要最小限の機能をベッドに求めるという視点が必要でしょう。
A 背上げ、膝上げ、高さ調整などの電動機能のモーター数により、レンタル金額が変わりますので、利用される方の身体状況や介護される方の負担の度合いにより、どのような機能が必要かを考えましょう。
B 体格、寝返り・起き上がりなどの動作に合ったベッド幅、長さなどを確認しましょう。
また、寝心地、離床(移乗)動作、生活(介護)動作のどの要素を重視するのか、目的を明確にしましょう。
C 寝心地は、マットレスで調整することができます。固さの好み、寝返り動作などから選択しましょう。
D ベッドとともに使用する、テーブル、リフト、ポータブルトイレなどと動作が干渉しないかを確認しましょう。(主として、ベッド下スペース、介助バーの位置や高さ、マットレスの柔らかさなど。)
また、立ち上がり補助として、介助バーなどを利用する場合は、ベッドに適合するメーカーのオプション品の有無なども確認しましょう。 |
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複数のエアセルなどを電動で膨張、収縮を繰り返し、体圧を分散させて体を支持する面を変化させたり、より広い面で支えることにより体圧を分散させたりする機能を持ったマットレスです。
前者は、ポンプによってセル内に送り込む空気圧を、セルの系列ごとに変化させて、周期的に膨張・収縮させる構造のものが代表的です。後者の場合、減圧を行う構造、および素材は多岐に渡り、製品の幅は非常に広いです。
また、体を支える面全体を傾け、体位自体を変化させる機能を持った、体位交換の要素を持ったものもあります。
多くのものが、介護保険のレンタル対象となります。
【選ぶときのポイント】
じょく瘡予防用のマットレスの導入時期と、製品のタイプの選択には特に慎重に行いましょう。じょく瘡予防用のマットレスは、体圧を分散させる効果がある反面、寝返りなどがしにくいという面も持っています。
そのため、寝返りが自分でできる方には、比較的薄いクッション材の製品、自力での寝返りができない状態になってからは、体圧分散効果の高いエアマットを選択することも重要です。
なお、じょく瘡が発生する原因は、寝返りができないことによる圧力の継続以外にも、皮膚への摩擦、尿などによる濡れ、栄養状態などがあるため、減圧対策以外にもこういった原因への対処を行っていくことが必要です。 |
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ポータブルトイレは、ベッドから離れることはできるがトイレまで行けない、またはトイレまでの移動が不安定な人のために、主として寝室で使用する便器です。
使用者の身体状況によって、ベッドから離して使用するタイプとベッドサイドに設置できるタイプがあります。
材質は、プラスチック型、木製いす型、金属製コモード型があります。
金属製コモード型はシャワーいすと兼用できるキャスター付きと設置型(キャスターなし)があり、キャスター付きの中には汚物入れを外して、腰かけ式便器で使用できるものもあります。
それぞれの材質によって、以下のような長所・短所があります。
●プラスチック型
(長所)@安価、小型で場所をとらない。A軽量で移動させやすい。B掃除がしやすい。
比較的立ち座りの容易な方向けです。
(短所)@かかとが引きにくいので、立ち座りがしにくい。A軽量のため不安定。B座面が低すぎるものがある。C高さ調節ができない。
そのため、座位バランスがとりにくい方には不向きです。
(注意)かかとが引けず、立ち上がりが困難な人は、手すりと組み合わせることで、改善できることがあります。
●木製いす型
(長所)@重量があり安定している。A外観が室内にマッチしている。Bかかとが引けるので立ち座りがしやすい。C高さ調節可能なものもある。D普通のいすとして使用できるものもある。
そのため、立ち座りの動作が比較的困難な方の選択肢となります。
(短所)@設置スペースが必要。A移動させにくい。B掃除がしずらい。C価格が高い。D座面が硬いものが多い。Eいすとして使用した場合、奥行きが長く、姿勢が崩れやすい。
●金属製コモード型
(長所)@一般的に座面の高さ調節が可能。A立ち座りがしやすい。B横移乗のためにアームレストを動かせるものがある。C掃除しやすい。
立ち座りの動作が比較的困難な方まで使用可能な場合があります。
(短所)@外観が日本の室内にマッチしない。
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便座の座面を高くする用具で、便座からの立ち座りが困難な方が使用します。
この種類の便座には、身体を安定させるために把手がついているものもあります。また、旅行用の補高便座専用バッグもあります。
タイプによって、以下のようなポイントがあります。
●補高便座(固定型)
(長所)リウマチや膝関節が拘縮してうまく腰かけられない方が使用します。便座からの立ち座りが困難な方の選択肢となります。
(短所)一般の使用には座面が高すぎるので、家族との共用が難しい。洗浄便座が使えない。また、家族に子どもがいる場合、男性が立位で小用する場合などに注意が必要です。
●補高便座(取り外し型)
(長所)便座からの立ち座りが楽になり、家族とも共用できる。便座からの立ち座りが困難な方も使用可能な場合があります。
(短所)特になし。しかし、一般の使用には座面が高すぎるので注意が必要です。
(注意)便器との取り合わせを確認します(輸入品で日本の便器の規格に合わないこともあります)。座面形状や高さがいろいろありますので身体機能を確認して購入しましょう。
●補高便座(床置き型)
(長所)段差のある和式トイレ(汽車式トイレ)に上からかぶせて腰かけ式にできます。そのため、和式トイレが使用できない方の選択肢となります。
(短所)内側に汚れがつくため、掃除しずらい。固定制が悪い。
(注意)使用時の身体の向きが反対になるので、扉とのクリアランスに注意が必要。 |
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聞こえを手助けするものが中心となりますので、利用される方の聞こえの状況によって向き不向きがあります。
補聴器と異なり、あくまで聞こえを手助けすることが目的のものですので、このような用具を使用しても日常生活上の不便が生じる場合は、必ず医師の診断を受け、補聴器等の医療器具を検討しましょう。
また、屋内(自宅、施設など)で使用する相手先が限られたインターホンシステムは、壁などの材質や使用する距離などにより影響を受けますのでご注意ください。 |
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