事業・活動紹介

経営青年会について

経営青年会は平成13年11月に、次代を担う人材として「経営」を学び、社会福祉法人の立場から、これからの社会福祉事業活動の充実のために、経営者としての資質を共に向上させることを目的として設立され、研修会、情報交換会等を通じて相互の研鑽と交流を図っています。埼玉県経営協の経営青年会は、全国1位の加入率を誇ります。

 

〇会 員 次代を担う経営者層の方(50歳未満の社会福祉施設経営者・管理者等)
〇会 費 1人あたり年額1万円(全国社会福祉法人経営青年会に同時加入)
〇研修事業 青年経営者や管理者に必要な知識と技術を体系的、実践的に習得できるようにし、社会福祉法人及び社会福祉施設に従事する青年経営者等の質的向上を目指します。

〇情報提供

事業計画・事業報告

R6会議・研修報告 令和6年度会議・研修報告ダウンロード

R6事業報告 令和6年度事業報告ダウンロード

R7事業計画 令和7年度事業計画ダウンロード

令和5年度・令和6年度 各研修報告

令和5年度・令和6年度研修報告

↑研修報告はこちらから確認できます。

【研修報告】R7全体会・第1回研修会

日 時:令和7年6月9日(月)~10日(火)  場 所:ホテルエピナール那須 

テーマ:適応型リーダーシップ研修~SDGs視点で未来の変化に対応できるリーダーを考える~

講 師:こども国連環境会議推進協会 事務局長 井澤 友郭氏

参加者:34名

 

●全体会

 冒頭、社会福祉法人経営者協議会の池田徳幸会長よりご挨拶をいただきました。今回が第25回目の全体会であること、そして現在は全国最多となる133名の会員であることが紹介されました。

 また、研修に関連して、セーフティネット事業や大手コンビニとの連携による生活困窮者支援、SDGsパートナー登録制度など、現在取り組んでいる活動についてのご報告がありました。

 さらに、今後も種別を超えた横のつながりを大切にし、福祉の現場をより良くしていくために、協働の重要性を呼びかけられました。

 続いて、経営青年会の馬場会長を議長として議事が進行されました。まず、阿部副会長より令和6年度の事業報告および令和7年度の事業計画(案)について、詳細な説明が行われ、原案通り承認されました。また、令和7・8年度の役員体制についても阿部副会長より説明があり、候補者名簿が提示され、体制が決定しました。

 最後に、顧問として引き続き神戸様がご就任され、ご挨拶をいただきました。福祉の現場を取り巻く厳しい状況に触れながらも、「厳しい時こそ知恵が生まれる」との言葉とともに、会員一人ひとりの主体的な学びと挑戦への期待が寄せられました。また、懇親の場も含めた情報交換の大切さに触れつつ、アンテナを高く持ち、福祉の未来に向き合っていくよう呼びかけがありました。

池田会長挨拶 池田会長挨拶

神戸副会長挨拶 神戸副会長挨拶

全体会の様子 全体会の様子

●研修会

 1日目は、こども国連環境会議推進協会 事務局長の井澤友郭氏をお招きし、SDGsをテーマにグループワークを中心とした研修を行いました。
 特に「ダイバーシティ(多様性)」と「インクルージョン(包括・受容)」について学び、一人ひとりが組織の中で活躍できる環境づくりの重要性について理解を深めました。

 また、「エクイティ(公平性)」の概念も取り上げられ、単なる機会の平等にとどまらず、個々の状況に応じた適切なサポートの必要性について説明がありました。

 グループワークでは、「今は許されているが、2030年以降には許されなくなることは何か?」「将来“当たり前”になることは何か?」という問いをもとに、社会的・環境的な視点から意見交換を行いました。

 

 2日目は、無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)が、意思決定や行動にどのような影響を与えるかについて学びました。また、行動変容の難しさとその重要性についても説明がありました。

 さらに、ゲーム形式を通じて「何を目指すのかを見える化すること」の重要性について理解を深めました。

 また、アサーティブ・コミュニケーションについても学び、DESC法を用いたグループワークを行うことで、アサーティブな伝え方の実践的なスキルを身につけました。

 2日間の研修を通じて、SDGsに関する理解を深めるとともに、参加者一人ひとりが自らの役割や具体的な行動について考える貴重な機会となりました。

 今後も、皆様のご意見を反映させていただきながら青年会の研修を企画してまいります。次回研修にもぜひお越しください。

講師:井澤氏 講師:井澤氏

研修の様子① 研修の様子①

研修の様子② 研修の様子②

研修の様子③ 研修の様子③